2024年3月17日日曜日

秋冬葉物~菜の花

春がだいぶ盛り上がってきました。
10月に種まきした秋冬葉物も終わりに近づいてきました。


12/16
ここまで育つと、下の方から必要な分だけ収穫できます。
トウが立つまで葉っぱはどんどん出てくるので
おいしくいただきます。


1/25
全盛期。
べんり菜はチンゲンサイと小松菜の合いの子で
みそ汁やサラダのチョイ足しにちょうどよいです。
(このあたりからヒヨドリにばれてついばまれています)


京一かぶ。
最終的に半分ほど放置しすぎてスジスジに。
くたくたに煮てちゅーちゅーすればいけます。(別名骨付き野菜)


2/17
トウが立ち、菜花のつぼみが付きました。


トウは刈り取っていただきます。
クセがないのでお浸しでも炒めてもおいしい。

後ろの少し紫色のはレタスのトウです。
食べてみましたがおいしくない・・


3/17
トウを刈り取ると、しばらくは脇芽が出て必死に花を
咲かせようとしてきます。

それも刈り取っていただきます。


速攻、おひたしにします。
最近知ったのですが、菜花のゆで汁は
昆布だしのような味がするので、塩、しょうゆ少々で
おいしく仕上がります。



花が咲いたら、野菜の勝ち。
あとは観賞用として楽しみます。





2023年11月23日木曜日

スナップエンドウはじめました。

11月に入ったあたりでスタートすると
翌年3~5月あたりで収穫できる
スナップエンドウを始めました。


毎年、収穫末期になるとウドン粉病が猛威を振るい
こまめにカリグリーンで対処しても
粉が舞うぐらいになってしまうので
今回はうどん粉病に強いに!につられてみました。

まずは納豆容器にキッチンペーパーをいれて
ひたひたにして、種をまきます。


青いのは添加されている抗菌剤です。
間違って食べないように派手な色なのだとか。

豆全体を濡れたキッチンペーパーで覆います。
フタを閉めて輪ゴムで閉じておきます。

    11/5 播種
直播きでもいいと思いますが、
発芽率チェックもかねてこのステップを
いれています。
11/11 伸ばしすぎた・・

根っこが出れば植え替えてよしなのですが、
少し置きすぎてしまいました。
でもまあ、だいじょうぶ。


 1. 穴鉢を発泡スチロール水耕容器にセット
 2. ネットを少し水でぬらす
 3. バーミキュライトを半分くらい入れる
 4. バーミキュライトをぬらして
   芯となる吸水布を引き出す
 5. 種を植える
  ・根は下に、芽は上に
  ・一鉢3個ぐらい
 6. 4/5くらいまでバーミキュライトを足す
 7. 養液層に液肥を入れる
  (8リットル、容器の1/3くらい)




完成です。

エンドウ豆の類は
冬の間に10センチくらいの背丈まで育てて
本格始動は3月くらいです。

たくさんなれ―。

2023年11月16日木曜日

発泡スチロール水耕容器(ちょっと改)

トマト、キュウリ、エンドウ豆等、
我が家のレギュラーベランダ野菜を育てるのに
やや大型の発泡スチロール水耕容器を
使用しています。

基本的には以前のものを踏襲しており、
以下をご覧ください。

 発泡スチロール水耕容器


なお、苗を入れる栽培層となる穴鉢ですが、
2012年では10個220円(送料700円)だったのが、
2023年現在では10個450円(送料830円)と
値上がりしています。

養液もそうなのですが、
いろんなところに値上げが来てますね・・。

また、当時は無かった水耕栽培鉢なるものが登場。
形はほぼほぼ穴鉢で、私たちが使用していたのが
商品開発に影響したのでは・・
と思うと感慨深いものがあります。

 ・穴鉢9cm


さて本題の
発泡スチロール水耕栽培容器(ちょっと改)です。

最初に作ったものを使い続けて10年を超えました。
(ちなみに穴鉢も当時買ったものを
延々と使い続けています)


外に遮光用の食器棚用アルミシートを張るのですが、
3年くらいすると日光により劣化し、
ぼろぼろになります。
これをはぎ取ると、アルミ片がぽろぽろと
飛び散ったりクッション部分がへばりついたりと
結構厄介なのです。

そこで・・・


じゃーん

遮光用の食器棚アルミシートをやめて
内側にアルミホイルを貼り付けるようにしました。
若干、サビはするものの張り替えはいらず
ストレスフリーです。


ここに大型のゴミ袋をいれ、
フチを両面テープで固定します。
改造部分はこれだけです。

栽培層の穴鉢部分を以前あまり書いていなかったので
改めて書きます。

[材料]

・穴鉢(または水耕栽培鉢)
・不織布ふきん(吸水布)
・マイクロファイバーふきん(吸水布)
・水切りネット
・輪ゴム

その他、ハサミ、キリ(または串)
穴鉢以外は百均でそろいます。



[手順] 

1. 吸水布(マイクロファイバーふきん、
 不織布ふきん)を1.5センチメートルくらいの
 幅に切ります。
 (不織ふきんについては伸びない方向に
 沿って切ります)


2. 穴鉢の下方側面、底面の穴に
 吸水布をひっかけます。



ひっかけた一方は長めにしておきます。
こうすると養液層の水が少なくなっても
吸水ができます。

3. 水切りネットを三角にきり、穴鉢にかぶせる。



4. マイクロファイバー布を1本、キリ等で通す。
 この1本は、吸い上げた溶液を
 苗近くまでもってくる用です。
 

5. 発泡スチロール水耕容器にセットして完成です。
 吸水布の何本かが、養液層の底に届いていることを
 確認しておきます。
 なお、この穴鉢栽培層は、
 ペットボトル水耕でも使用できます。






2023年11月5日日曜日

秋冬の葉物の水耕準備。

秋冬葉物を今年も始めました。
すっかり、スタイルが定着してしまいました。

ここ関東で種から始めるなら10月初旬なのですが、
今年は夏が長かったのでスタートタイミングが
難しかったのですが、10/22スタートです。
あまり早いとアブラムシの相手が面倒だし、
遅すぎると春までの収量が少なくなります。

まあ適当で大丈夫です^^;

今年の種三選。
チンゲンサイ、べんり菜(これは初めて)、京一カブ。


京一かぶの種は結構古いです(買ってから5年は経ってるはず)
ちゃんと発芽するのかな・・・。

納豆のパックにキッチンペーパーを敷き、
水をひたひたにして種を散らします。
蓋をして、輪ゴムで閉じて室温で置きます。
25度くらいの室温だと1~3日程度で根が出ます。

10/22スタート

この発根ステップは特になくてもよくて
いきなりゴミ箱水耕等に種をまいてもよいと思うのですが
発芽率チェックもかねて毎回やっています。

10/25 べんり菜、チンゲンサイは今年買った種なので
3日もするとすっかり芽が出ています。
古い京一カブはなかなか根が出ません。
うーん、そろそろ種をリストラかなあ。

余った種はジップロックに密封して
冷蔵庫で保管すれば使用期限を超えて
数年間保管できます。
買っては冷蔵、買っては冷蔵としていると
冷蔵庫が種だらけになるのでご注意を・・

あ、豆類は冷蔵でもあんまり長持ちしません。
2年ぐらい。


数日後発芽。
なおここで育てすぎると、根がキッチンペーパーにからみ
厄介なので早々に植え替えます。

10/25 発芽

植え替えるといってもあらかじめ用意しておいた、
ゴミ箱水耕容器に移し替えて、
1センチ深さに2個づつくらいポイポイっと入れ、
バーミキュライトの培地を掛けておきます。

このゴミ箱だと、6~8株分ぐらいが限度ですかね。
あんまり密にすると株が十分大きく育ちません。

10/25 べんり菜とチンゲンサイを植え替え

10/28 京一カブの方も必要な分くらいは芽が出ました。
同じようにゴミ箱に。

10/28 京一カブも無事発芽

11/5 元気に育ってます。
もうすぐしたら、1穴に1株になるように間引きます。

11/5 チンゲンサイとべんり菜

11/5 京一かぶ。ちょっと出遅れた。

11月に入ったので次はそろそろエンドウ豆の準備をします。

---

2023年10月28日土曜日

ゴミ箱水耕栽培容器にレタスを定植

前回準備した水耕栽培容器に
ホームセンターで買ってきたサニーレタスとリーフレタスを
定植してみます。

種から始めてもいいのですが、レタスの芽は軟弱でよく枯らしてしまうので
うちでは苗から始めることが多いです。



1ゴミ箱あると、焼き物の下に敷いたりサンドイッチに挟んだりと
そんなに大量に要らないけどあると便利。
10月に植えると翌春にトウが立つまで楽しめます。

おいといて。

まずは、ポリポットから苗を取り出し、
根鉢(根っこと土の塊)をやさしくほぐし、土をある程度落とします。
その後、水を張ったバケツの中で、ゆすり残りの土を洗います。
あまり、激しくせず何度かに分けてゆっくりと。
根にダメージを与えないように気を付けます。

これくらい落ちてればOK


全部土が取れなくても、だいたいなくなればOK。
時間があれば、一日水につけておくと土がかなり落ちます。

後は、ゴミ箱に入れて、1/4ぐらいまで入っていた
バーミキュライトを1/3~1/2程度の量まで追加します。
水をかけるのを忘れずに。


ゴミ箱の層には、ストッカーのそこに当たらない程度まで、
養液を入れておきます。

これで完成です。

----
10/10定植で、10/28現在。
早くも収穫が可能となりました。




マフィンの朝食に頂きました。




2023年10月22日日曜日

キュウリ(うどんこつよし)、終了。

キュウリのうどんこつよしが枯れて終了しました。
9月の間は調子よく週2~3本ずつなっていましたが、
10月に入り、急激に温度が下がり一気にアブラムシがつきました。
そこで全力で水洗、アーリーセーフを掛けたのですが
そこから一気に活力が落ち、先週ほぼほぼ枯れたので撤収しました。
その前に水をたっぷり入れて呼吸困難になったのか
季節の急変でダメージをうけたのか、
水洗のダメージがでかかったのか。


素晴らしいのはウドン粉病が全くでなかったことです。
(秋口にキュウリには高確率で発生)
うどんこつよしの名前は伊達ではなかったようです。
来年も投入予定です。


2023年10月14日土曜日

ゴミ箱水耕栽培容器

長年我が家で活躍しているゴミ箱水耕栽培容器について改めて紹介します。
これはすくすく水耕栽培さんの方で紹介されていたもので、
液肥以外を100均で買いそろえられるものを使用して作成します。

小型、中型の野菜向きです。
トマト、キュウリをするには少し小さいかな。
(できますが、毎日こまめに給水が必要です。水奴隷と化します、自分が)

毎年、確実に収穫をたたき出している安定の水耕容器です。
なお、今回紹介する材料のゴミ箱はダイソーさんのもので既に廃版となっていますが、
セリアさん、キャンドゥさんでほぼ同じ型のものが売られています。

(なんと、我が家では10年以上同じ容器を使っていることになります!)

--
【材料】

・ゴミ箱:
  ダイソー エコペール角型。
  15cmx25cmx25cm くらいのサイズです。
  下のストッカーがちょうど乗るもの。
  これと同等のものを用意してください。
  購入する際に試しはめをしてみるといいと思います。

・ストッカー
  こちらもダイソーさん。
  これはまだ売られていました。
  上のゴミ箱にちょうど乗るものを使用します。

・不織布ふきん(ロール)
  ゴミ箱の養液をストッカーへ吸い上げます
  マイクロファイバーの方が安定しますが、
  秋冬の葉物であれば、コスパもよく
  こちらの方で十分です。
  使い方には少しコツがあります。

・三角コーナー用ネット
  あまり目の細かくない伸縮性のあるネット。
  ストッカーにかぶせます。

・バーミキュライト
  野菜を植える培地になります。
  本来は土壌の保水力、通気性を上げるために
  使用する土の材料です。100均でも売っています。
  ゴミ箱1個で1リットル弱ぐらいで十分です。
  うちではたくさん使うのでホームセンターで
  18リットル400円くらいのものを使っています。

・液体肥料
  水耕栽培用のもの。そこそこ高価
  (ハイポニカ1リットル現在1900円くらい)
  我が家はもっぱらハイポニカです。
  原液を薄めるだけなので楽です。
  他に有名どころとして大塚ハウスがありますが、   
  こちらは粉末を規定の量水に溶かして
  原液を作り、それをさらに薄めて使うと
  少し手間です。(やったことないです^^;)

【その他】

・布テープ
  ネットをストッカーに固定するのに使用します。

・ハサミ

・キリ
  竹串でも良いです。
  ネットに不織布を通す際にあると便利です。

【作り方】

1.軽く三角コーナー用ネットを伸ばしてから、
  ストッカーにかぶせます。
  かぶせたら、四隅を布テープで固定します。
  
  こんな感じで四隅を固定します。


2.不織布を1.5x20cmくらいの幅に切り分けます。
  ダイソーさんで売られているロールの
  不織布ふきんは20cmごとにミシン線が
  入っているのでそこで切り取ります。

  細く切り分ける際、注意するのが切る方向です。
  引っ張ってみると分かるのですが、
  伸びる方向と伸びない方向があります。
  伸びない方向が長辺になるように
  切り分けてください。
  (!! この方向でないと給水できません !!)


  これに気付くまで何度か苗を枯らしました ^^;

3.キリや竹串を使って、細く切った不織布を
  ネット、ストッカーに通します。
  うちでは6本~8本くらい通しています。


4.不織布を通したら、下の方に引っ張り出します。
  ストッカーをゴミ箱に乗せたとき、
  不織布の下がゴミ箱につくくらいにします。


何植えよう?


5.ストッカーをゴミ箱にのせて、
  ネットに水をかけて濡らします。
  こうするとバーミキュライトを入れたとき、
  下にこぼれにくいです。
  (空きペットボトルに水を入れて作業すると
   5.6.はやりやすいです)

6.ストッカーに4分の1程度バーミキュライトを
  入れて、水で濡らします。
  この時、不織布の頭が出るようにしておきます。
  バーミキュライトが、少しこぼれますが
  気にしない。(取り除いてもいいですが、
  入ったままでも全く問題ありません)
  

これで準備OKです。

バーミキュライトを3分の1くらいまでいれて
しっかり水分を含ませて直接種をまくこともできますが、次回、苗を植えてみます。